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あの日に還りたい
西洋占星術が暴く
貴方に訪れる運命
[8]
部屋のドアにロックをかけると、ぼくは腹式呼吸で神経をしずめながら、ベッドに腰かけているまり絵のほうに歩み寄った。
まり絵の肩をやさしく抱き、髪を愛撫し、彼女の唇に蜜のような口づけをした。顔をすこし右に傾ければいいのだということを、あのあとぼくは悟ったのだ。ぼくの学習能力はこのように大したものなのである。
まり絵の頬を愛撫し、耳たぶを愛撫し、首筋を愛撫し、乳房を愛撫したのち、あそこを愛撫した。ついでにいろんなところも愛撫してやった。
まり絵がうっとりと目を閉じているのを確認すると、ぼくは手早く着衣を脱ぎ捨てた。そして、震える指でまり絵のブラウスのボタンをはずした。彼女をすこし抱き起こし、唇を合わせながらブラウスを脱がせた。ブラジャーのホックをはずすことは、さしたる難関ではなかった。中学時代から女生徒相手に、ブラウスの上からホックをはずす技に磨きをかけていたからだ。
スカートを脱がせ、まり絵の身をつつむものがパンティとパンティストッキングだけになったとき、ぼくはちょっと逡巡した。一気に脱がせるべきだろうか。それとも一枚ずつ丁寧に脱がせるべきだろうか。しかし、ためらっている場合ではなかった。あまり考え込んでいると、せっかく奮起しているぼくの男が萎えそうになるからである。
思い切って一気に脱がせた。平手打ちが飛んでくるかと思ったが、そんなことはなかった。まり絵の両膝に手をあて、脚をぐいと押し開いた。ぼくの欲しかったものがそこにあった。
いただきます。
ぼくは、おそらくそのときぼくの体のなかでいちばん熱かったであろう物体を、まり絵のなかにねじ込んでいった。
「痛あいぃっ!」
悲鳴とともにビンタの嵐がぼくの頬に吹き荒れた。
「そこはお尻よっ。なによ、あなた。あそことお尻の穴の区別もつかないわけ。あなたもしかして童貞? あ、顔色が変わったわね。童貞なのね。わたし、童貞は苦手なのね。下手だから。あそこが汚いから。童貞。童貞。やーい、童貞」
彼女は童貞童貞とはやし立てながら、衣服を拾い集めだした。この時間軸でのまり絵とぼくのあいだにきっぱりと冬が来たということを、ぼくは悟った。このままでは、ぼくたちの前に道はない。乳よ乳よ息子をひとり立ちさせた巨大なる乳よ、といったところでどうなるものでもなかった。新たな道をつくるためには――。
ぼくはまり絵をつかまえると、ベッドの上に荒々しく押し倒した。まり絵の顔に恐怖の色が広がる。
「な、なにをするの!」
「きみを犯す。悪いんだけど、きみには練習台になってもらう。次の時間軸(ターン)できみとうまくやっていくために」
「次のターンって……いったいなんのことなの?」
それには答えず、ぼくは激しくまり絵を犯しまくった。
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