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あの日に還りたい

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急展開見せる『魔女裁判』

 問題作『魔女裁判』(フジテレビ)もいよいよ佳境……なのかな。
 このドラマ、裁判員制度が内包するさまざまな問題点を暴き出していく、などという高尚な意識はさらさらなく、裁判員制度というシチュエーションを用いてひたすら遊ぼうというサスペンスドラマなので、観ていてある意味気持ちいい。
 なのに視聴率がさっぱり上がらないのはどうして?

 裁判員ひとりひとりの弱みを握って、裁判結果を有利に導こうとする闇組織が存在するという設定は、一見ありそうだけど、いざ実行に移そうとすると強大な組織力がいるし、金もいっぱいかかりそう。
 でも、もともとそれなりの組織力があるところが、経費度外視で組織の名誉を守るために……というケースならあるかもしれないね。

 さて、最近のストーリーでは、闇組織のボス、サングラスの黒川っていう男の正体が、組織に脅迫を受けている裁判員のひとり白川さん(加藤あい)の旦那だったということが明らかになり(あくまで視聴者にだけはってことね)、なにがなんだかわからなくなってきてるし、オレンジさんこと徹(生田斗真)の恋人である新聞記者本宮香織(比嘉愛未)が、徹と白川さんの仲を邪推して、徹の頭部を殴打するという犯罪行為に及んでしまう。でもって、香織は誤って二階の窓から転落してしまうんだけど……

 そんなわけで、『どんど晴れ』(NHK)のおしどり夫婦は『ゴンゾウ』(テレビ朝日)とこのドラマで、なかよく犯罪者になっちゃったというわけ。
 いやあ、月日の経過って恐ろしいものですなあ。

魔女裁判関連リンク

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『チーム・バチスタの栄光』に期待(10月新ドラマ)

 更新が滞っていて申し訳ないす。
 7月期の連ドラの批評・感想はおいおいUPしていくことにして、今回は10月期の新ドラマへの期待度などを。

 10月期の新ドラマで、わっちゃ的に期待度ナンバーワンなのが、火10の『チーム・バチスタの栄光』(フジテレビ)。
 原作を読んだだけで映画版はまだ観ていないのだが、小説はなかなかよくできたミステリーだった。
 病院内の政治力学の描写は原作者が本職の医者ならではのものだろう。
 そういった政治力学が、殺人事件の謎とうまく絡み合っている。うなりながら読み終えた。

 ドラマでは、探偵役の白鳥とコンビを組む医者田口公平の役を伊藤淳史が演じる。年齢的には伊藤は若干若すぎるような気がしないでもないが、キャラクター的にはばっちり合っているのかも。
 変人探偵白鳥圭輔を演じるのは仲村トオル。映画版の阿部寛はエキセントリックな白鳥にぴったりだと思うけど、仲村トオルはあんまり変人ぽいイメージがないので、こちらはどうかな。それなりに見せてくれると期待しておこう。
 映画版、ドラマ版、ともに痩身の俳優が演じているのだが、実は小説のなかの白鳥はメタボ体型なのだ。小説読んでがっかりしないように。

 ドラマの犯人は、小説とも映画とも違う設定にするということだが、いいかえれば状況をちょこっといじるだけで、だれが犯人であってもいいってことになるのかな。
 原作の小説は映画化するにはちょうどいいサイズというふうに感じたのだが、連続ドラマにすることで、よけいな要素入れすぎの気の抜けた作品にならないように祈っている。

 そのほか注目している作品は『相棒 season7』(テレビ朝日系水9)、『流星の絆』(TBS系金10)、『七瀬ふたたび』(NHK木8)、『ブラッディ・マンデイ』(TBS系土8)。
『相棒』はシーズンを重ねるごとに人気が上昇しているシリーズで、もはやテッパンという感じ。
『流星の絆』は東野圭吾原作の小説(これまだ読んでないや)をクドカンこと宮藤官九郎が脚色したミステリードラマ。
 実際、おいらの場合クドカンはどちらかいうと苦手なんだけど、東野圭吾という名前の求心力が勝ったというところかな。
『七瀬ふたたび』は筒井康隆の名作で超能力者の戦闘もの。
『ブラッディ・マンデイ』は、高校生のスーパーハッカーが国際テロ団と闘うという漫画原作のサスペンスものらしくて、ちょっと気になる。

 ああ、こうしてみると、おいらはミステリードラマばかりに注目してるみたいだな。

 主婦層なんかは、SATC(Sex and the City)系ドラマにインスパイアされたような『SCANDAL』(TBS系日9)あたりに注目してるのかもしれないけど、おいらはその系列ちょっと苦手なんだなあ。
 あと温水洋一が日テレ系のナイトドラマ『トンスラ』で初主演するという情報を得て楽しみにしてたんだけど、どうもその作品、関西ではネットされてないようなのだ。残念。
 吉高由里子が共演するというのでものすごーく楽しみにしてたのになあ。ホント残念。

 そうそう、温水主演で思い出したけど、佐々木蔵之介が主演する『ギラギラ』(テレビ朝日系金9)もちょっと楽しみである。

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だめだめだった今季の『ごくせん』

 6月27日に『ごくせん』が最終回を迎えた。最終回の視聴率は23.6%。その前の2週が続けて18%前後で20%を少し割り込んでいたから、それなりにスタッフは安堵の溜息をついたことだろう。

 だからといって安心してもらっちゃ困る!
 10話、11話が20%割れしたのは他局が裏番組に強力なコンテンツを持ってきたからだが、ドラマに地力があればそんなものはなんてことなかったはずなのだ。
 実際わたしも10話のときは裏の『相棒』再放送を観ていた口だ。『ごくせん』も一応録画はしていたもののその後再生視聴していない。1話飛ばしても別にどうってことないって感じなのだ。

 それというのも今シーズンの各エピソードが、どうもファーストシーズンもしくはセカンドシーズンで観たものの焼き直しにしか見えなかったからである。
 今シーズンスタート前には、生徒役の力不足を指摘する記事があちらこちらのマスコミに掲載されていたが、生徒役がどうのこうのいう前に脚本自体が力不足だったように思えてならない。

 ていうより、このシリーズ自体が一番出来がいいのがファーストシーズンで、セカンドシーズンはその評判に後押しされて一気に走り抜け、そしてサードシーズンはその惰力でやっとこさ完走したというふうに見える。
 そんなわけなんで、シーズン4をやろうなんて欲は出さないほうがいいと思うよ。
 もしやるなら徹底的に脚本を磨き上げなきゃ。
 どっちにしたって、仲間由紀恵は年齢的にももうやりたくないだろうし……。

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方向性を間違えた「IQサプリ」のてこ入れ

 久々にIQサプリを観て驚いた。
 世界のナベアツの持ちネタである「3の倍数と3がつく数字でばかになる」というのをゲーム化してやっていた。
 アハ体験でおなじみの茂木健一郎博士がナベアツの芸を見て、頭脳トレーニングになると保証したから、ということらしい。
 たしかにわたしもその意見には同意する。
 しかしだ、それをゲームとして芸能人がやっているのをテレビで披露するというのは、あきらかに間違いである。
 わたしが以前わちゃまこりの「脳トレ短歌」で書いたように、視聴者は芸能人が脳トレしている姿を見たところでなんのおもしろ味も感じないのだ。
 視聴者はこのコーナーを見て、フォーマットを作っておけばあとはランプの付き方の調整だけでOK、というような作り手の安直さを容易に見抜いてしまうのである。

 同じようなつまらなさを、わたしは記憶力クイズにも感じた。
 やはり、こちらも問題を作る労力を惜しんでいる。
 番組制作者よ。視聴者が頭をひねらなくては解けないような良問を、知恵を絞ってひねり出してくれ。

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無理な恋愛:まちゃあきの恋愛成就は関テレの過剰接待だ

 いくらなんでもこれはやりすぎだろう。
 この結末にはどうにも納得できかねる。
 わたしが怒っているのは『無理な恋愛』(フジテレビ系:関西テレビ制作)最終回に対してだ。

 堺正章が二十も年の若い女性に恋心を抱く。
 その女性も堺に対して親近感を持つようになる。
 その女性というのが夏川結衣。

 ここまでは許そう。
 しかしね。その恋を成就させてはいかんだろう。
 いくら『発掘!あるある大事典』打ち切りのお詫びとはいえ、夏川結衣を堺正章に差し出すというのは、どう考えても過剰接待としか思えないのだ。

 関テレは視聴率と夏川結衣を人身御供にするまでして、堺正章の怒りを解こうともてなした。
 このような弱腰ぶりを露呈してしまったら、今後頬に傷持つお兄さんやら海外ハゲタカファンドやらに関テレが目をつけられないとも限らない。
 それでいいのか。ほんとにいいのか、関テレ。

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ドラマの中だとバカ売れソング

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